【チームビルディング】正しいコミュニケーションとは

前回は
従来の人材育成&パフォーマンスアップの方法に代わって
メンバー個々の個性を尊重し
それぞれの能力を引き出して活かす
『チームビルディング』の概要についてお話しました

今回は
チームビルディングの効果を上げる条件の一つ、
「正しいコミュニケーション」についてお話します

前回の「チームビルディング」はこちらから
↓ ↓ ↓
http://k-sogo.jp/blog/archives/1663

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チームビルディングは
メンバー相互の信頼関係がカギ
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チームビルディングが
組織(チーム)づくりの新たな手法であると言っても
チームを構成するのは一人ひとりのメンバーであり
仕事はチームワーキング(協働作業)によって進められということも
従来の姿と違うわけではありません

ただ、
前回もお話したように、
リーダーの強力なリーダーシップによって
チームをグイグイ引っ張っていく、
メンバーはそれに追従する・・・
といった従来のチームワーキングとは
その手法が明らかに異なるのがチームビルディングです

メンバー一人ひとりの
個性やタイプを尊重し、
能力(潜在能力も含む)を引き出して、
全てのメンバーのモチベーションと業務スキルを高めることによって
チーム全体のパフォーマンスを向上するのが
チームビルディングの目的です

この取り組みの成否のカギとなるのが
メンバー相互の信頼関係です

メンバーのそれぞれが
他のメンバー(全員)の個性を尊重する・・・

言うは易しですよね

好きな(合う)人もいれば
苦手な(合わない)人もいるのが組織であり集団です

しかし、
合う・合わないことが
仕事(協働作業)に悪影響を与えているようでは
チームビルディングは成功しません

この課題を改善できずにいるのは
仕事上で最も大きなデメリットでもあります

職場において
「好き(合う)」というのは
相手との信頼関係が構築されている状態です

その逆は
信頼関係にない、ということ

チームビルディングの効果は
メンバー個々の信頼関係が大きく影響します

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合う・合わないの感情は
なぜ起きるのか
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私たちは誰でも
それぞれの「タイプ」を持っていますから、
相手のタイプが
受け入れやすい場合もあれば
なかなか許容できない場合もあります

しかし
この「タイプ」こそが『個性』なわけですから
相手が良いor悪いというよりも
好きか(嫌いか)・合うか(合わないか)、なのです。

自分と合うから相手は善人
合わないから相手は悪人・・・

なーんて、ふつうは考えませんよね

でもね
苦手な相手だからといって
相手の人格まで否定してしまう人が少なくないのも
また事実です

あなたが嫌いなのは
相手の人格じゃないんですよ
「タイプ」なのです、ただの。

ところが
一度「この人が苦手」と思ってしまうと
ずっとそのままになる場合も少なくありませんよね

苦手だから
接点を持たないし
コミュニケーションもとりたくない・・・

でも
あなたが相手に感じる「相手のタイプ」も
実はあなたが勝手にそう感じているだけで
他の人にとってもそうであるとは限りません

確かに
相手と合うかどうかは
相手の印象も確かに大きく影響します

特に付き合いが浅く接点も少ない段階では
この「第一印象」に自分の感情が左右されがちです

でも考えてみてください

初対面の時に感じた相手の悪印象が
そのままずっと変わらないなんてことは
ないのではないですか?

「最初はイヤな感じだったけど、今は好きな人になった」
というのは実によくあることです

それは
相手のタイプが変わったのではなく、
相手との接触が増えたことによって
初対面の時には見えなかった「相手の別の個性」が見えてきて
自分の見方が変わったからなのです

この接点の積み重ねこそが
コミュニケーションの積み重ねであるわけです

お互いをよく知らず、
接点も少ないなど
コミュニケーションが不十分な段階では
相手に対して偏った目で見てしまいがちです

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信頼関係を構築する
正しいコミュニケーションとは
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「同じことを言われても
あの人が言うなら納得するけれど
別のあの人が言うと否定したくなる・・・」

これ、あるあるですよね(笑)

それから
私もクライアントさんとのコーチングでよく耳にするのが
「苦手な人との関係を改善するために
コミュニケーションをとっているのに
まったくわかり合えない・・・」

これもまた、あるある(笑)

同じことを言われても
それを言う相手によって自分の納得度が違うのは
信頼関係の度合いの違い
つまり、合う・合わないの段階

コミュニケーションの機会を重ねても
相手との関係が改善されないというのは
コミュニケーションの方法(取り方)に問題がある
と考えるべきでしょう

相手との「合う」を発見するコミュニケーションを重ねること、
そして信頼関係を構築するための「正しい方法」を身につけて実践することが
相手の「個性を尊重する」ことには絶対に必要になります

前述した「タイプ」にも
(いろいろな考え方がありますが)
◎コントローラータイプ(支配欲)
◎アナライザータイプ(分析欲)
◎プロモータータイプ(創造欲)
◎サポータータイプ(支援欲)
があり、
私たちは、このいずれも持っています

そして
それぞれのタイプ(欲)のバランスの違いによって
個性がつくられるのです

かなり簡単な説明になってしまいますが・・・
(ごめんなさい、気分を悪くしないでくださいね)
※行動特性のごくごく一部です

コントローラータイプ
場を仕切りたがる、決定に関与したがる、リーダー役をしたがる
自信家で、他からの批判には批判で応戦する
人の話を聞かない

アナライザータイプ
人や事態を評価(分析)したがる(が、建設的意見は出さない)が
自分のことは評価(分析)したがらない
人との関わりが苦手(意味を感じない)

プロモータータイプ
ノリはいいが軽い、
次々に奇抜なアイデアを出すが飽きっぽい
基本的に人とはうまくやれるが、集団行動の継続は苦手

サポータータイプ
自分の考えを表に出したがらない、
(考えを出すことによる周りの評価が気になる)
「和を以て貴しとなす」が信条
頼られるとノーとは言えないが、感謝がないとキレる(笑)

それぞれのタイプにはこういった特性があるのです

それが「個性」というものであり
個性を尊重するということは
まず第一に、
「〇〇タイプ(が強い)から、こういう言い方をするんだな」
「〇〇タイプ(強い)から、仕事の進め方がこうなんだな」
というように
他のメンバーの言動からタイプを知ることでしょう

そして
正しいコミュニケーションとは
◎相手のタイプに応じた言葉のやり取りであること
◎相手が嫌がらない態度で接すること

自分の考えを思い通りの方法で発言するだけでは
必ずしも
相手が好意的に受け取るとは限りませんよね

ましてや
相手のタイプを無視した言動や接し方では
相手の心の扉は固く閉じられてしまい、
信頼関係の構築は難しくなってしまいます

「相手のために、良かれと思って・・・」
これ、あなたの勝手な考えです

それで、どれだけ多くの人が傷つけられてきたか・・・

コミュニケーションは
言葉のやり取りだけではなく
接し方・態度も重要な要素です

つまり「正しいコミュニケーション」とは
相手が心の扉を開いてくれる(=相手のタイプに応じた)
◎正しい話し方
であり
◎正しい聞き方
であり
◎正しいレスポンスと適切なフィードバック です

まさに、相手ファーストですね

正しいコミュニケーションは「スキル」ですから
その方法を知って
日常で実践(訓練)することで
誰でも身につけられます

コミュニケーションの目的は
相互の信頼関係を構築することです

情報交換や意思疎通だけではありません

そして
信頼関係が築ければ
チームワーキングも劇的に効果を上げるものです

「正しいコミュニケーション」は
チームビルディングで効果を出す条件の中で
特に大切な要素です

また、お目にかかりましょう

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