地方の人の
・たくさんの人に来て(訪れて)ほしい
・たくさんのお金を使ってほしい
という声をよく耳にします。
都会の人と地方とのつながりは
・移住する(定住人口)
・観光に来る(交流人口)
・地域や人々と多様に関わる(関係人口)
があるわけですが、
移住も観光もそうであるように、
そこに行く「目的」も多様化してきていますよね。
以前は
移動手段が便利で
都会にない大自然があって
地方ならでは食べ物や飲み物があって
とか、
珍しい建物がある
遊べる施設がある
などが、
旅行を含めて地方と繋がりを持つ目的だったように思います。
地元の人々が自慢する(誇りに思う)モノがあるのはいいことですが、
そこに差別化できる何かがあるかと言えば、
大自然も
土地の食べ物も
あまり大差ないように思っています。
「そこに住んだみたい」とまでは思わなくても、
「行ってみたい」と思う対象って
モノじゃなくて「人(や人々)」だと思うんですよ。
そこに行けば「どんな人」に会えるのか
「どんな人々」が「どんなことをしているのか?」
つまり
「何がある?」ではなくて「誰がいる?」
が交流や関係を持つきっかけになるように思います。
地方にも魅力ある人々はたくさんいると思います。
しかし、
発信自体が少ないし、
発信されてもそれはモノ(を買ってくれ的な)が多い。
これは残念。
地元の良いものを掘り起こすように、
魅力的な人の存在も地元で発掘する動きがほしいですね。
そして、
それをSNSでたくさん発信してくれたら
地方への見方が変わってくると思いますよ。
地方における人材育成って、
これが最大の課題なように思っています。
では、また。