【社員研修の方法】社内コーチ育成の効果

皆さん、こんにちは!

今日は
私が実践している
社員研修・部下育成の方法について
お話したいと思います

どうぞ、お付き合いくださいね

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業務に精通する社員が
社内コーチとして活躍する効果
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企業や職場内における人材育成の方法として
これまでは
業務を進めながら業務を身につける「OJT」が一般的でした

上司や先輩が
部下や後輩の求めに応じて
作業の進め方を指導するスタイルですね

この手法は主に
製造業などの現場で活用されていました

最近は
OJTの形もずいぶんと様変わりしています

それは
知識や技能などのナレッジ共有のほか
社内コミュニケーションの活性化などの方法による
モチベーションアップの方法を一緒に考えたりするなど
従来は外部講師が担当していたことを
社員が講師を務める「研修」に位置付ける企業が増えてきていることです

業務スキルについては
その道の専門家による指導が必要な部分もありますが
コンサルタントは
その会社の業務フローや
社員一人ひとりの特性を理解しているわけじゃないから
どうしても話が浅くなってしまいます

また
そのスキルを知識として得ただけでは
必ずしも実践には直結しないことも少なくありませんよね

自社の業務に精通し
「人」のこともよく知る人
つまりその会社の社員が
社員研修を担当するのが
私は一番効果のある育成方法だと思っています

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社内コーチがいると
どんな効果があるのか
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私は今週2日間にわたって顧問先の研修を行いました

この会社は
130あまりの事業拠点をもっていて
業務はすべて同じ内容で進められています

エリア別ブロックに1名から4名ほど、
拠点の管理者とともに
人材育成を担当する「インストラクター」が配置され
私はこのインストラクターを育成する研修を担当しています

管理者の役割は
会社や業種に違いはなくて
◎業務運営・管理
◎人材育成
の2つの責務をもっています

ところが
業務の運営・管理についてはその役割を果たせていても
営業所や支店における人材育成については
管理者の資質に大きく左右されるケースが多く
その効果にもバラつきが出てしまいます

この会社もそのことが
経営課題の一つにあげられていて
管理者による人材育成をサポートする役目として
インストラクター制度が生まれたわけです

インストラクターが担当するのは
◆担当エリア内の事業所の新入社員(通年採用している)教育
◆階層別のスキルアップ研修
の2つです

私は彼らの
研修・指導スキルの向上のために
社内コーチとしてコーチングスキルを活用できるよう
指導するのがミッションです

社内コーチを育成する目的は
社員研修を担当することばかりではなく、
本来の役割として管理者が担うべき社員教育・人材育成が
効果的にスムーズに行われるように
「管理者をコーチする」ことを目指しています

そう、
指導ではなくて「コーチする」のです

インストラクターによるコーチングで
管理者個人が
人材育成や事業所運営へのモチベーションを上げられることが
最大の目的です

インストラクターを「社員コーチ化」する育成を
私が担っているということです

事業所の業績も社員個々の働くモチベーションも
そこのトップである管理者次第と言っても過言ではないでしょう

本社が行う管理者研修は
マネジメントの方法を知識として得ることが目的であり
現場の現実にそくした課題改善や問題解決は
やはり現場ごとに取り組むのが効果を上げるには欠かせません

インストラクターが社内コーチとして存在する効果は
ここにあるのです

社内コーチによる社員教育のしくみ化は
私の専門分野です

是非一度、ご相談ください

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では、またお目にかかりましょう

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