【アスリートコーチング】「リソース」の2

私が
引退の時期に近づいたアスリートの
サポートを「したい!」と思ったのは
2つの理由があります

※「アスリートコーチング」リソース(その1)はこちらから
https://k-sogo.jp/blog/archives/1715

一つ目は
彼らが厳しいアスリート人生で培ってきた極めて高い社会性を
「リソース(=資源)」として持っているのに
その存在に気づかず、
引退後の「就職」など次のキャリアに対して
ものすごく大きな不安(というよりも自信の無さ)を感じていること

同時に
受け入れる側の企業や事業所も
いわゆる「新卒」でもなければ
一度ほかの社会を経験した「中途組」でもないことから
アスリートたちの能力に不安を感じていること

まずは
このギャップ(ミスマッチ)を解消したいと思ったことです

そして
もう一つの理由は・・・

こっちの方が理由としては大きい

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競技の頂点になれるのは
2.5パーセントという事実
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今回コーチングによるサポートをするにあたって
アスリートを取り巻くスポーツ界について
さまざま調べてみました

指導・育成する側にある
暗黙の考え方に
「一人のトップレベルの選手を育成するには
その競争相手となる同レベルの中から他に2人を用意する
その3人それぞれの競争相手として各3人(計9人)用意する
そしてまた
この9人にも3人ずつの競争相手を用意する(計27人)」
というのがあります

「つまり
39人の体制の中でトップ選手1人を育て上げる」というもの

その時代、
その競技でトップクラスになれるのは
うまくいっても実に2.5%という超難関です

育成の戦略としては間違っていないだろうし
それくらいの厳しい条件や環境の中でないと
一流と呼ばれるトップアスリートは育てられないのでしょう

このわずか2.5%のアスリートだけが脚光を浴び
輝かしい競技人生を送り
引退後の仕事や収入に困らない・・・

私たちがふだん
マスコミその他で目にする引退アスリートも
この2.5%なのでしょうね

私が目をつけたのは
このトップアスリート人生を送った人ではなく
残る97.5%のアスリートたちでした

今サポートさせてもらっている方たちも
こちらに属するのは確かですからね

もちろん
トップ選手になれた人は
自身の努力が他よりも大きかったとも言えます

しかし
それは
自分ひとりだけで勝ち得たものではないとも言えます

自分と競ってくれた他の97.5%がいたからこそ
ではないかと・・・

競い合うだけではなく、
競技によっては
練習相手を務めてくれることも多いでしょう

トップ選手は
こういった仲間のアスリートの協力(?)があってこそ
その地位に登りつめることができる・・・

この「その他大勢(言い方はよくないけど)」のアスリートも
ただ協力者としてだけではなく
自身の目標に向かう中で得たことも多かったとは思いますけどね

それにしても
引退後の格差と言ったら・・・

あまりにも大きすぎます

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自分に自信が持てないのは
トップじゃないから?
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彼ら彼女らは
ものすごい努力と頑張りの人生を送って来たはずなのに
また、
優れたリソースを持っているはずなのに
セッションをしていて
その自信の無さは驚くほど強いです

トップ選手になれなかったから?

どうなのでしょうね

あるアスリートとのセッションで出てきた言葉

チームの監督やコーチにはこれまで
「はい」
「いいえ」
「すみません」
しか言ったことはありません

私は
「えっ!?」
と思わず発してしまいましたが、
それはほとんど事実のようです

「お前は、こうしろ、ああしろ」
「お前は、何やってるんだ」
「お前は、わかってるのか?」

指導者から浴びせられるのは
こんな言葉ばかり・・・

自信も持てなければ
自己受容もできませんよね、こんなんじゃ

ここのところ
スポーツ界の常識を強く疑うような出来事も多いし
政府としても
その改革に着手しだしていますね、やっとですけど(-_-;)

それは進めるべきことですが
改革には時間を要しますから、
その間に現役生活を送るアスリートに対しては
すぐにでも対応してあげるべきだと思っています

自分に自信がない・・・

こういった状態は
何もアスリートに限ったものではなく
一般の方にも少なくないですけどね

つまり
自分に自信を持つためには
自己受容できるような環境が大事ということです

現在、
各5から6回目のセッションとなっていますが
徹底してやっていることが
「これまでの経験を通した自分の強み、武器の発見作業」です

「それ、あなたの強みだよね」
と言う私に
「あ・・・、今まで気づきませんでした」
となぜか涙ぐむアスリートも・・・

私は今まで
アスリートたちが繰り広げるスポーツに触れて
どれだけの感動と勇気をもらってきただろうか・・・

最近、そんなことを思っています

おかげさまで
いい想いをさせてもらえたのだから
今度は
アスリートの次の人生の針路を
一緒に探せすことで
お役に立てるなら、とです

これが
サポートさせてもらう自分の原動力になっています

私のミッションは
就職先(転職先)とのマッチングではありません

自分のリソースに気づけば
あとは自分でこれから進みたい道を
自分で切り拓きますから

そこに
深く深く気づかせてあげたい

そんなふうに寄り添っています

来年は東京オリパラ

五輪憲章でも
「選手間の競争であり、国家間の競争ではない」
と定義されていますが、
やっぱり日本の活躍は嬉しいものですからね

引退後のことを心配しないで
現役時代は思いっきり競技に打ち込めるような社会

これを創らないと
日本のスポーツ自体が衰退してくるでしょうね、間違いなく

「スポーツばっかりやってたって
それでメシを食えるわけじゃないから」

そんな風潮が今以上に出てくると
そうじゃなくても少子化の日本で
スポーツは年寄りのレクリエーションだけになっちゃう
ちょっと極論過ぎますけどね(笑)

アスリートの皆さん
一度お話を聞かせてください
きっとお役に立てますから
↓ ↓
bravo@k-sogo.jp

また、お目にかかりましょう

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