今週は月末からの4月へと入ります。
多くの新入社員が社会人としてスタートしますね。
そこで今回は
新入社員に限らず、
上司が部下を褒める・褒めないについて考えてみましょう。
1.褒めない上司
2.褒め方のポイント
1.褒めない上司
SNSを覗いていると、
「うちの上司はまったく褒めずに叱ってばかり。
私たちの粗を探しのが仕事だと思っているみたい」
のような書き込みを目にします。
そういった内容の書き込みには
賛成(同意)もあれば反対意見もまた書き込まれます。
反対意見としては
▲「社会人なんだから、
褒められることを前提とするのは良くない」
▲「指示された仕事を上司の期待通りにやるのが当然で、
完了したからと言って褒めることでもないだろう」
といった内容があります。
褒められてモチベーションが上がる人もいれば、
厳しさにヤル気が出る人もいます。
が・・・
褒められてイヤな思いをする人はいない
と考えると、
褒めてることのほうが良いのかもしれませんね。
もう一つの見方として、
今の若者の多くはSNSを当たり前のように使いこなし、
投稿に対して「いいね!」されることに慣れているので、
自分の発信にも仕事にも「いいね!」されないと不安になってしまうのでは?
ということも考えられます。
また、
上司自身に褒められた経験が乏しければ
部下を褒めることの意義にも気づきにくいものです
部下を持つ方の中には反論もあるでしょうが、
「そういう世の中だ」ということを受け入れることも必要ではないでしょうか。
つまり、
褒めた方がよい、というのが私の考えです。
2.褒め方のポイント
で、大事なことは「褒め方」にあるということ。
「頑張ってるね」
とか
「よくやったね」
という褒め方ももちろん良いのですが、
「どこが良かったのか」を伝えること、
つまり褒めるのもプラスのフィードバックであってほしいということです。
ただ「頑張ってるね」「よくやったね」ではなくて、
部下が頑張ったことによって
◎どの部分(面)が
◎どのように(会社やチームや誰かにとって)
良くなったか(良かった)のかを具体的にフィードバックすること。
このフィードバックは
「上司は自分(部下)をよく見ていてくれているんだ」
という安心感を招く効果があります。
指示した仕事ができたか・できなかったの結果だ
そのためにはけで判断するのではなく、
部下の仕事に対する日々の姿勢や努力もしっかりと観察する必要もありますね。
褒める(具体的なフィードバック)
↓
見ていてくれている安心感(モチベーションアップ)
↓
上司への信頼感
↓
自立・自走
この流れを作るには、
やはり「褒める効果」は大きいと思います。