質問は大事なんだけど

先週のWebセミナーで
受講者と対話していて
「なぜなぜ攻撃が苦手なんです」
「答えなきゃ、ばかりで焦ってしまい、かえって言葉が出にくくて」
と話してくれた方がいました。

コーチングの進め方の一つに
自分自身の内側にある思い、感情を言語化する
というのがあります

言語化することで
◎意識していなかった自分の「新しい部分」を発見できる
◎意識していた自分の考えや感情を再確認できる
◎忘れてしまっていたことを思い起こすことができる
というねらいがあり、
さらに言語化は
次の行動を起こそうとするモチベーションを高める効果もあります

コーチは
質問によって内省や別の思考をすることを促すわけですが
気を付けなければいけないのが
その質問のタイミング
です

初めてお会いする方や初セッションで
いきなり
「なぜそう考えるのですか?」
「なぜそうしているんですか?」
「なぜ・・・?」
を多用すると、
相手によってはこれを
「攻撃されているように感じる」となってしまいます

こうなると
質問ではなく「詰問」になってしまう

質問は5W1Hで、とは言われていますから
同じ問いを発するのであっても
質問のしかたを変えることが必要です

なぜ(why)だけではなく

What(何が)
when(いつ、いつから)
where(どこで、どんな場面で)
who(誰が)
how(どんなふうに)

も使うようにすると
相手に不要な刺激を与えずに済みますね

対話を通して両者に信頼関係が築かれると
「なぜなぜ攻撃」は感じなくなるものです

信頼関係がない状態での質問の繰り出し方には
気を付ける必要があります

これはコーチングの場だけではなく
普段の生活にもまったく同じことが言えます

職場でも家庭でも学校でも
誰かと話すときには質問のしかたに注意したいですね

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